server.propertiesは、マイクラJava版サーバーの基本動作を決める設定ファイルです。この記事では、マルチサーバーの運営で特に重要な16項目を「入場管理・遊び方・表示と負荷・保護と管理」の4分類で解説します。全項目の一覧はMinecraft Wikiを参照してください。統合版の設定ファイルは仕様が異なるため、本記事はJava版限定です。 この記事と同じ項目を選択式で設定できるserver.propertiesジェネレーターも用意しています。

編集前に知っておくこと

設定変更の流れは「①サーバーを止める(stopコマンド)②ファイルを編集して保存 ③サーバーを起動し直す」です。サーバー起動中に編集しても反映されません。停止時にサーバー側の設定でファイルが上書きされ、編集内容が失われることもあります。

停止と起動の手順は構築方式で変わります。マイクラJava版サーバーの立て方の各方式を参照してください。

分類1: 入場管理(誰が入れるか)

マルチサーバー運営でもっとも重要な4項目です。

項目意味デフォルト
white-list有効にするとwhitelist.json登録者のみ接続できるtrue(バージョン26.3から。以前はfalse)
enforce-whitelistリスト再読み込み後に未登録者をキックするfalse
online-mode公式アカウントによる認証true
max-players同時接続の上限人数20

マルチサーバーの運営では、荒らし対策のため、white-listをtrueにし、受付済みの参加者だけを登録する運用が基本です。

分類2: 遊び方(どんなゲームにするか)

項目意味デフォルト
gamemode基本のゲームモード(survival/creative/adventure/spectator)survival
force-gamemode参加時にデフォルトのゲームモードへ切り替えるfalse
difficulty難易度(peaceful/easy/normal/hard)easy
hardcoreハードコアモードで作成するfalse
level-seedワールドのシード値(空欄でランダム)空

ゲームモードや難易度はOP権限がある場合、ゲーム内のコマンドからも変更可能です。

分類3: 表示と負荷

項目意味デフォルト
motdサーバー一覧に表示される説明文A Minecraft Server
view-distanceクライアントに送信するワールドデータの範囲10
simulation-distanceエンティティを更新する範囲10

motdはゲーム内でサーバーを追加したときに表示される説明文です。 view-distanceとsimulation-distanceは大きいほど負荷が増えるため、動作が重い場合の調整候補です。 特に参加者が多い場合は、指数関数的に負荷が増大するため、大きな値を設定する場合はその後の負荷を観察し、問題ないことを確認しましょう。

分類4: 保護と管理

項目意味デフォルト
spawn-protectionリスポーン地点の保護範囲16
server-port接続を待ち受けるTCPポート25565
enable-rconリモートコンソール(RCON)の有効化false
rcon.passwordRCONのパスワード空

リスポーン地点の保護はOP権限がある場合は無効になるので、OP権限がないユーザに対してのみ有効です。不要な場合は値を0に設定しましょう。

RCONは、バニラの既定では無効です。 Docker構成のイメージでは、既定で有効になっており、mc-backupによる自動バックアップなどがこれを利用します。 どちらの構成でも、RCONのポートを外部に公開しないことが前提です。公開されたRCONは管理権限を奪われる危険が指摘されています。

よくある質問

設定を変えたのに反映されません

サーバー起動中の編集は反映されません。stopコマンドで停止→編集→再起動の順で行ってください。

アップデートしたらサーバーに誰も入れません

バージョン26.3からwhite-listの既定値がtrueに変わりました。 新規生成されたserver.propertiesを使っている場合、whitelist.jsonに登録した人しか接続できません。 参加者を/whitelist add プレイヤー名で登録するか、許可制にしないサーバーではwhite-list=falseに変更してください。 参加者をまとめて登録する場合はホワイトリストジェネレーターでwhitelist.jsonを生成できます。

RCONは有効にすべきですか

直接構築なら無効のままで問題ありません。Docker構成(itzgイメージ)ではコンテナ内で既定有効ですが、ポートを公開しなければ外部からは届きません。 利用する場合もアクセスはローカルに限定し、パスワードを強力にすることを推奨します。詳細はRCONの記事を参照してください。

まとめ

  • 設定変更は「停止→編集→起動」の順。起動中の編集は反映されない
  • white-listのデフォルトはバージョン26.3からtrue。「誰も入れない」ときはまずホワイトリストの登録を確認
  • RCONは外部に公開しない

参考リンク