ARK: Survival Ascended(ASA)のMODはCurseForgeで配布されています。サーバー側の作業は、入れたいMODのプロジェクトID(数字)を並べて設定するだけです。MODファイルを手で置く必要はなく、サーバーが起動時に自動でダウンロードします。

参加者側も、MODが入ったサーバーに参加しようとすると必要なMODの導入を案内されるため、事前準備は基本的に不要です。

この記事では、Linux VPSでのASAサーバー構築やPOK-managerでの構築で作ったDocker構成を前提に、MODの調べ方から反映までを解説します。

ASAのMODはCurseForgeで配布される

旧作のARK: Survival Evolved(ASE)はSteam Workshopを使っていましたが、ASAはCurseForgeに移りました。サーバーに入れるMODを指定するときも、Steamのアイテム番号ではなくCurseForgeのプロジェクトIDを使います。

CurseForge公式のヘルプには、ASAについて「is not supported in the CurseForge app」と明記されています。 つまりPC向けのCurseForgeアプリからMODを入れる方式ではなく、ゲーム内とサーバー設定で完結する仕組みです。

MODのプロジェクトIDを調べる

CurseForgeのMOD配布ページを開き、右側に表示されるProject IDの数字を控えます。この記事では例として、多くのサーバーで使われている「Super Spyglass Plus」を使います。

項目値
MOD名Super Spyglass Plus
作者kavan87
プロジェクトID929420

Super Spyglass Plusは、望遠鏡で対象を覗いたときに詳細な情報を表示する非常に便利なMODです。

Docker構成でMODを指定する

Dockerイメージによって指定する場所が違います。当サイトで扱っている2つのイメージについて、それぞれの書き方を示します。

POK-manager(acekorneya/asa_server)の場合

docker-compose.yamlの環境変数MOD_IDSにIDをカンマ区切りで書きます。

    environment:
      - MOD_IDS=929420
      - PASSIVE_MODS=

複数入れる場合はカンマでつなげます。

      - MOD_IDS=929420,928708,930381

起動パラメータで指定する場合

mschnitzer版のイメージなど、起動パラメータを直接書く構成では-mods=を使います。

      - ASA_START_PARAMS=TheIsland_WP?listen?Port=7777?RCONPort=27020?RCONEnabled=True -WinLiveMaxPlayers=50 -mods=929420

設定ファイルの ActiveMods との関係

MODの指定は、最終的にGameUserSettings.iniの[ServerSettings]にあるActiveModsへ反映されます。

ActiveMods=929420,928708,930381

倍率などを含むGameUserSettings.ini全体の実例はASAサーバーの設定例で公開しています。

なお、Nitradoなどのホスティングサービスを使っている場合は、各サービスの案内するガイドに従って導入します。

反映と初回起動

MODを追加したらコンテナを作り直します。

sudo docker compose up -d

初回はサーバーがMODをダウンロードするため、起動完了までいつもより時間がかかります。ログで進行を確認できます。

sudo docker compose logs -f

POK-managerを使っている場合は、管理スクリプトからも状態を確認できます。

./POK-manager.sh -status <インスタンス名>

参加者側の準備

参加者が個別にMODを探して入れる必要はありません。サーバー参加時に導入MODの一覧が表示され、自動的にダウンロードが開始されます。

運用上の注意

読み込み順: 同じ要素を変更するMOD同士では、後に読み込まれた側の設定が優先されるとされています。見た目や建材が競合する場合は、並び順を入れ替えて挙動を確認してください。

MODの更新: MODはCurseForge側で随時更新されます。サーバーを再起動したタイミングで新しいバージョンが取り込まれるため、MODの更新と本体のアップデートを同じ再起動でまとめると手間が減ります。 人がいる時間帯なら、予告つきの再起動で先に知らせておくと親切です。

MODを外すとき: 建築物や生物を追加するMODを外すと、それらに依存したデータは失われます。運用中の増減は避け、入れるMODは開始前に確定させるのが安全です。

よくある質問

MODを入れるとサーバーは重くなりますか

追加される要素の規模によります。装飾や情報表示を追加する軽量なMODであれば影響は限定的ですが、生物やマップを追加する大規模なMODはメモリ使用量が増えます。MODを多く入れる場合はメモリに余裕のあるプランを選んでください。

MODファイルを手動で配置する必要はありますか

ありません。プロジェクトIDを設定すれば、サーバーが起動時に自動でダウンロードします。

参加者にMODのIDを伝える必要はありますか

通常は不要です。サーバー参加時に必要なMODが案内されます。

まとめ

  • ASAのMODはCurseForgeで配布され、プロジェクトIDの数字でサーバーに指定する
  • Docker構成では、POK-managerならMOD_IDS、起動パラメータ方式なら-mods=に書く
  • 指定内容はGameUserSettings.iniのActiveModsへ反映される
  • 初回はMODのダウンロードで起動が遅くなる
  • 参加者側には自動で導入されるため、事前準備は基本的に不要

参考リンク